映画監督
→西山洋一(旧名)
1959年生まれ。大学卒業後、早稲田大学シネマ研究会OBを中心とした映画制作団体「高田馬場TomTom倶楽部」に参加。高橋洋、井川耕一郎らと共に8ミリ映画の創作/上映活動を展開する。91年、 関西テレビのTVドラマ『おろし金に白い指』を演出。以後、主にTV界での活動が続き、『ぬるぬる燗燗』(92)『ホームビデオの秘かな愉しみ』(93)などの演出を手がける。96年、自作のTVドラマを映画化した『ぬるぬる燗燗』で劇場公開作デビュー。00年、映画美学校生とのコラボレーション作品『桶屋』の発表を機に、「洋一」から「洋市」に改名。04年は、『稲妻ルーシー』『運命人間』が相次いで公開された。05年、映画美学校第7期高等科生とのコラボレーション作品『INAZUMA 稲妻』を監督。共同脚本作品に、黒沢清監督作『蜘蛛の瞳』(98)、塩田明彦監督作『月光の囁き』(99)がある。最新監督作『グロヅカ』が公開待機中。
(アテネフランセ文化センター 西山洋一=洋市映画祭HPより転載)