実業家。
1938年8月3日生まれ、奈良県出身。大阪大学卒業後、当時の住友銀行に入行。1997年に頭取に就任、合併後の三井住友銀行でも初代頭取を務めた。 その後は三井住友銀行特別顧問やいくつかの企業の社外取締役を務めた。 2007年10月に発足の日本郵政の初代社長に就任。
09年の衆院選をうけ発足の民主党政権による郵政民営化見直し課程の一環で2009年10月に日本郵政の社長を退任。
散歩中に4月20日(日)朝刊のコラムで三井住友銀行の頭取を務めた実業家の西川善文氏の言葉が紹介されていました。 「完璧な答えを追求するのではなく、『ここまでわかればいい』と割り切る。経営は、失敗を全体として一定範囲に収める技術ともいえる。完璧主義、満点主義からは何も生み出せない」 〈仕事ができる人〉の資質を語った際の言葉だそうです。周りからの信頼を得られるピッチャーは大きく崩れません。粘りのピッチングができる。先発投手に求められる「ゲームを作る」とはまさにそういうことです。「大きく崩れず、粘りのピッチングができる」ための技術と西川氏の言葉の中の「失敗を一定範囲に収める技術」は似ています。「ピッ…