●0-4DeNA(7回戦:バンテリンドーム) 今永昇太の三振劇場は1回裏、三ツ俣大樹が3球三振を喫したところから始まった。13奪三振もさることながら、この日打席に立ったのべ32人のうち22人が2ストライクまで追い込まれたという事実に恐れ入る。まさに攻略の糸口すら掴めぬまま、あれよあれよと抑え込まれてしまった。 年に何回か無抵抗に敗れる試合があるが、今日はまさにそんな日だった。こういう試合の中で、ポジティブな要素を探し出すのは困難だ。一人気を吐いた岡林勇希のマルチ安打、今季初昇格となった石岡諒太のナイスヒットは称賛に値するが、そこを抜き出して約1,500文字を埋めるスキルは私にはない。 となると…