「3、4年前に、俳句協会から『稲川淳二さんが夏の季語になりました』という、ご連絡をいただきまして、身に余る光栄でありますが、どうやら私も夏の風物詩になったようです」(香川照之、生放送で「稲川淳二」が季語の俳句を披露…「喜んでいただけましたか」) いずれの団体でも「稲川淳二」を夏の季語と認めたことはないという返答だった。(これぞ怪談!? 「『稲川淳二』が季語に」大手協会は「認めたことはない」と困惑 本人に聞いてみた) 「俳句協会」というぼかし方が怪談めいている。 新左翼における道徳主義的なものへの反発――それは、新左翼の創成が石原慎太郎的=「怒れる若者」的なナルシシズム=ナショナリズムに規定され…