高森会長の聴聞は日ごろの疲れもあり、なかなか集中できませんでした。次第とどうしたら活動の成果をあげることができるか、上司の心証をよくできるか、とそんなことばかり考えるようになっていました。仏法に対する情熱も次第に薄れつつありました。そんな私を見抜かれて法座を設けても参詣者は少なく、経済的にも困窮しました。悪循環です。その後4年ほど北海道に赴任しましたが、現地の会員さんは多く辞めてしまわれました。それを機に「もう自分は自信もやる気もない。これ以上やっていけない…」と考えるようになりました。悩んだ末、親鸞会講師を退部(退職)しました。両親は喜んでいたようでした。ただこの時点では親鸞会の教えについて…