今回の京都旅行は、少し郊外にも足を運ぼうと、いくつか候補を挙げて事前準備をした。比叡山に登ろうか?嵯峨野のトロッコ列車に乗ろうか?長岡京へ行ってみようか?結局決めたのは琵琶湖疎水と大原行きだった。今回は琵琶湖疎水(*1)を紹介したい。 琵琶湖の水を京都市内に引く大工事は、明治時代に実施された。上水道水を確保することと、水力発電が目的。京都市内を流れる疎水もあるのだが、一番有名なのは琵琶湖から鴨川のところまで引いてきているもの。まず午前中、鴨川から平安神宮に向けて徒歩で行ってみた。 川端通りを北へ向かい、冷泉通りに行き当たるとそこが疎水の出口。ここからは風情ある遊歩道があって、夷川発電所が見える…