言葉のすれ違いを 深く知る本に出合いました。 「自我」って言葉に違和感を感じて どなたが訳されたのだろうか? と思いながら いろいろ探しましたが わからないままです。 しかしながら、 懸田克躬先生が訳された本に 出会いました。 昭和18年に出版された 『感覺の世界』ブッデンブロック著 創元社 このページP257に 位置覺について 『かようなわれわれ自身の躰から出ていく興奮に対し 科学の世界では餘り了解し難い 「自己受容性(proprioceptive)」なる言葉を おしつけられている。 もし少し分かり易いような語を考えてみたら よかったであろうに。 この言葉の代りに自家感覚とでも 名づけたらど…