評判がよいだけあって大変勉強になる本であった。 言語とは?、言語をどうやって獲得するのか?、人間とはどういう生き物か?人間とチンパンジーの違いとは?など他の動物との違いまで考察が及ぶ本であった。 最初のことばの一群は身体に「接地」していなければならない。そのためにより「アイコン的な」オノマトペが重要であるということ。 「音」が身体に接地する(オノマトペ)→「単語には意味がある」という洞察を得る⇒モノには名前があることに気付く 語彙量が少ない時はアイコン性が高いオノマトペが学習を促進するが、語彙量が増えてくるとアイコン性が高いとかえって学習効率は阻害される 言語習得とは推論によって知識を増やしな…