Edelsbrunner は計算幾何学の研究者なので、この本のタイトルはずっと computational geometry だと思っていました(そのタイトルの別著者本は別にあります)。計算幾何学もふつうに漢字変換すると計算機科学になってしまうし耳で聞くとどっちか区別がつかないです。まあそれはどうでもいい話ですが。 卒論で杉原厚吉先生から計算幾何学について多少勉強した程度ですが、パズルのようにアルゴリズムを考える人には向いている学問だと思います。卒論の時は、グラフ構造で立体を記述する方式で、グラフの枝の長さでやられていたところを、枝と枝の角度を入れたときに構造が(局所的に)一意に定まるための条…