集めたデータを整理する最初の一歩、それが「記述統計」です。これを理解すると、データの全体像をスッキリと把握でき、次の分析ステップ(推測統計)でどのような手法を選択したらよいのかわかるようになります。 今回は、連続データと離散データを中心に、平均値と中央値を使ったデータの見方をわかりやすく説明します。 連続データと離散データの違い データには「測れるもの」と「数えられるもの」があります。例えば: 連続データ:身長、体重、カロリー、血圧のように、どこまでも細かく測れるデータ 離散データ:治療法(糖質ダイエット・カロリー制限・投薬)や診療回数のように、個数として数えられるデータ それぞれに適した方法…