大学は学部学科等を設置認可や届出によってつくると、原則は完成年度まで設置計画履行状況等報告書(以後「履行状況」)を提出する必要があります。 いわゆるアフターケアというもので、設置認可・届出時に国や社会に対して約束した教育が適切に行われているかをみるもので、大学の質保証システムの1つでもあります。 出典:特集1 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン:文部科学省 この履行状況は5月に提出し、書面調査必要に応じて面接や実地調査が行われ、3月に結果が発表されます。 結果は何もつかなければOKなのですが、指摘事項(法律違反・是正・改善)がつくことがあります。そこで指摘事項について2023年度から…