ミャンマー中部マンダレー近くを震源とする地震により、1000キロほど離れたタイの首都バンコクで建築途中のビルが倒壊するという事態が起きました。30階以上もありそうな高層ビルで、本来なら骨組みがしっかりしていたら、はるか遠く離れた地震で完全瓦解することなどなかったと思います。でも、もともといい加減な建築資材と工法で造られたからでしょうか。ニュース映像で見て驚きました。あたかも米国同時多発テロ時のニューヨーク「ワールドトレードセンター」の崩壊を思い起こさせるように、下の方から崩れ出し、一瞬でがれきの山になってしまいました。 この建設を請け負っていたのはタイと中国企業でつくったコンソーシアムといいま…