村山隆治さんの本。「打ち歩詰めの形」の4つめ「不成の効用」のページ、「打ち歩詰めには不成(ならず)」という言葉が興味深いです。 「打ち歩詰めには不成」という鉄則があるほどによく慣用される手筋だが、これは前もって勢力の削減を計った手と判断ができる。 当然に成れるところを成らないで不利感承知のマイナス思考で使用する。感覚の盲点を衝いた手でもある。 詰将棋手筋教室―基本テクニックオールガイド 打ち歩詰めを回避するための手筋。せっかく成れるのにあえて成らない。と金、龍、馬、成ることで強い駒に昇格、良いことづくめでデメリットなどないですよね。 成って当然、成らないのはもったいないと思ってましたから、成ら…