ピンポ〜ン! 玄関のインターホンが鳴りました。 夜なのでねこじさんに出てもらいました。 玄関に立っていたのは、義父。 ねこじ「お父さん、夜にどうしたの?」 ぎふ「何か分からない物が届いたんだけど」 そう言って、手に小さな箱を持っています。 その小箱は、ガムテープでぐるぐる巻きにされ、宛名は全て横文字の、見るからに怪しいシロモノです。ほかの国だったら、受け取っただけで捕まりそうです。 「全く身に覚えがないんだけど、お前知らないか?」 そういう送りつけ詐欺もあるらしく、開けた方がいいかどうか、判断出来ないと言っています。 ラチが開かないので、ねこじさんがバリバリと箱の包みを開けてしまいました。中に…