誤作動する脳 (シリーズ ケアをひらく) 作者:樋口 直美 医学書院 Amazon 『誤作動する脳』樋口直美著を読む。 突然、病に冒された著者。匂いがまったくしなくなり、光に過剰反応するようになる。などなど。 総合病院の精神科を受診し、うつ病と診断される。うつ病?自身では若年性認知症ではないかと思っていた。 抗うつ剤などを服用するが、症状は一向に改善せず、地獄のような6年間を過ごす。口外はしなかったが、幻聴や幻視も体験する。また怠け病といったうつ病への周囲の誤解や無理解。 結局、うつ病ではなく「レビー小体型認知症」だった。ぼくは知らなかった病。うつ病にも認知症にも症状がよく似ているらしい。紛ら…