退職する前、読書する時間すら取れず、「このままではいけない。」と思っていました。特に、朝の通勤中には「一番頭の冴える朝の時間なのに、疲れて電車で居眠りをしている。」とくよくよ考えていました。 だから、退職直後は、片っ端から、目につく本を読みました。1か月に50冊ペースでした。 それから1年半近くが経って、読書の楽しみ方が変わってきたような気がします。 読書自体を渇望していて、乱読しまくっていた頃と比べて、最近は、そういう読み方に少し疲れました。 だから、夏川章介さんの「本を守ろうとする猫の話」がすごく心に染みました。 本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫) 作者:夏川草介 小学館 Amazon…