いつも、虚勢をはり人を見下し、社員をいじめ、話し合いもできない、残念な人が会社に存在する。 最初は、みんな怖がってこの社員の言うことを聞き、顔色を窺って仕事をやっていたそうだ。 ある時、ある社員が、この残念な人に思いをぶつけた。 辛い状況から抜け出したかったために、話し合って相手を理解しようと努力もしたそうだ。 しかし、彼は傍若無人な自分を悔い改めることはなかった。 彼の中に、思いやる心や、人に対して尊敬の念があれば、反省し自分を立て直すことも、できたであろう。 回りは信じていた。こんな人でも人としての優しい心を少しでも必ず持っていると。 みんなの、彼へのわずかな情けは木っ端みじんに消えていっ…