課税要件(Steuertatbestand)は租税要件などともいい、租税債権債務関係を成立または消滅させるために法律(または条例)により定められる要件を指す。 詳細は、新井隆一『租税法の基礎理論』〔第三版〕(1997年、日本評論社)44頁を参照。また、北野弘久編『現代税法事典』〔第2版〕(1992年、中央経済社)30頁[北野弘久担当]も参考になる。 課税要件が明確にされることにより、初めて私人の納税義務が具体的に定まることとなる。ここで概観しておく。 清永敬次『税法』〔新装版〕(2013年、ミネルヴァ書房)65頁は、課税要件として納税義務者、課税物件、帰属、課税標準および税率の5つをあげる。し…