Photo by Cameron Smith on Unsplash 2021年の年明けは、民主主義を旗印に発展してきた超大国のリーダーが、その根幹をなす自国議会への攻撃を扇動し、実施するという残念な場面から始まりました。時代に応じて常識は変わるものだし、常に民主主義が最善だとは言い切れませんが、どんな社会であれ「立場の異なる人たちに耳を傾ける」という態度を失った瞬間、人は破壊へと突き動かされるものなのだ、ということを改めて感じる出来事でした。 そこで今回は、自分自身の心理的ダメージの治癒も兼ねて、もう一度人類への希望を感じることができる「平和的な行進」の過去事例を2つ、取り上げようと思います…