“負ける”ことへの伏線。フラグはゲーム・コンピュータ用語でこの場合「何かが起こるための見えない条件」といった意。
物語などで以下のようなことがあると、その人物はその後負けるパターンが多い。
- 実力の解らない敵と率先して戦おうとする。しかも勝って当然だと考えている。
- 早まって勝利を確信してしまう。勝ってないのに「勝ったッ」と言ってしまった時など。
- 苦戦している戦闘途中で味方側の新メカや新メンバーの存在が明らかになる。気づいたときにはもう手遅れと言うパターン多し。
- なかなかトドメをささない。
- 一度勝った相手との再戦の時に、以前勝った時の作戦をもう一度使う。
- 策士が自分の作戦を完璧なものだと思い込む。
- データに依存しすぎる。
- 自分の強さを(相手より先に)解説し、自慢する。
- 戦闘中にパワーアップしすぎる。勝てそうで勝てない時ほど危険。
- 背中がすすける。
- 主人公と微妙に実力の近い準主役キャラが新しい敵と戦う。(※テリーマン現象)
- お前には戦うための目的が無い、と相手に看破される。
- 敵と戦う前に「負ける気がしねえ」と言う。
- ダメージを与えた敵に「負ける気がしねえ」と言われる。
- 推理物で殺人の容疑が関係者全員に掛けられたにも関わらず独りでにペラペラ話し、最後に自身の身の上を語る容疑者。
- 野球漫画におけるナックルボーラー
- 勝ち誇った時に自分の作戦を自信あり気に話す時。
- トーナメント戦で順当にいけば次に主人公たちと当たるであろう強豪が、主人公たちとの因縁がそれほど強くない場合、逆に伏兵のほうが勝ちあがることがよくある。
ただ、最初にわざとフラグを見せて観客にその人が負けると思わせておいて、負けたと思ったら実は逆転可能だった、といった演出に使われることもあるので、一概に信じ込むことはできない。
類義語に「死にフラグ(死亡フラグ)」がある。