年老いた珈琲豆焙煎屋は、39歳の時に脱サラして、実家の母親が営んでいたコーヒー豆自家焙煎店を引き継いで、最初の頃は事業欲もあったのですが、挫折を繰り返しているうちに事業欲も失せてしまって、50歳前後の頃からはセミリタイア的な暮らし・働き方をしいます。 そのコーヒー豆自家焙煎店、屋号はエカワ珈琲店で、母親の営んでいた頃からの零細生業自営業者の事業規模のまま、30年の年月を経ています。 30年前の昔も、30年後の今も、家族だけで営んでいる風が吹けば飛ばされてしまいそうな零細生業の自営業者です。 規模の大きい、あるいは、ある程度だけ大きい珈琲豆焙煎屋さんと真っ向勝負で競争しても、絶対に勝てる事などあ…