台風22号の被災地・フィリピン・セブ島より。。今日は、郊外の安全な(ガレキを片付けた)広場で、食料の配布を行いました。家族にひとつ、それぞれ持ってきたタッパーや鍋に、お粥(ルガオ)を詰めてあげます。あいにくの小雨の中、集まってきた被災者の方々。お金もなく、また、政府の支援もなく、結局、屋根や壁が吹き飛んだ家で、そのまま暮らしています。ブルーシートでいちおう囲ってはいますが、こんな雨の日は、家の中も濡れてしまいます。こんな日は、人々は、近くの屋根のある場所、学校や教会や半屋外のバスケットボールコート等で、雨宿りをしながら過ごします。そう、「雨が降ると家の中は濡れるから外へ行く」のです。それが、未…