法隆寺西院伽藍五重塔の二重基壇(その1) 法隆寺西院伽藍五重塔の二重基壇(その2) 初期型のズミルックス50ミリf/1.4レンズで先日法隆寺五重塔の基壇を撮影してみた。以前から他のレンズでも撮影してきたが、このレンズでの描写が最も柔らかくて美しいと感じた。また後日プリントしてみたいと思っているが、経年変化の激しい版築による強固に固められた基壇の文様は個人的にはユニークで興味のある被写体である。 最新の研究では、この法隆寺五重塔の心柱は、年輪年代を科学的な調査により解析し、594年に伐採されたものと判明している。これは法隆寺境内にある建造物のなかでも最も古い年代にあたり、聖徳太子が活躍した時代と…