教職員にとって卒業式は中学校3年間の総決算であり、全てを2時間に凝縮するものとの認識がある。 新たな出発への決意と勇気、感謝(友、父母、職員、後輩、校舎など)、誇り、思い出といったことに、卒業生の心を向かせる全校的な取り組みによって感動を演出するのである。卒業式が近づくと概ね以下のような指導を行うのである。 - - - - - - - 1 卒業式までの指導 ①悩みや不満を解消し、卒業式に臨めるようにする。 ②服装などの乱れは、時間をかけて指導する。 ③卒業式の意義を理解させる。 ④卒業式の練習をしっかりさせる。 返事や姿勢、態度、式の要領、歌の練習など、必要があれば学級でも実施する。 ⑤感謝の…