今週のお題「赤いもの」 私の中で「真っ赤な赤」と「奇麗な赤」は永遠に見ることが出来ないと思います。これが赤かなと思ったのは37歳の時、運転免許を取るために作ってもらった色覚補助メガネをかけた時でした。店内に飾ってあるシクラメンの花を見て、余りの美しさに思わず感動し声を出してしまったのです。それまではシクラメンの花を見ても何も感じませんでした。しかし、喜びはつかの間、赤以外の色が変色していることに気づいたのです。でもそこは免許取得のために折り合いをつけることにしました。 さて、色覚の異常を指摘されたのが中学1年の図工の時間、校庭で桜並木を写生していた時でした。担任の先生に教室に戻るよう指示されま…