作家。「帝都探偵物語」「魔大陸の鷹」など。
中央公論新社時代の書籍は「本文よりもあとがきの方が面白いのでは?」と、もっぱらの噂。
その中でも「ノルマルク戦史シリーズ」は異質で、あとがき前に
『ノルマルク戦史』第一巻をお読みいただき、まことに有り難うございました。 さて、次ページより始まる「あとがき」には、世間一般に読後感とか余韻と呼ばれるものを ぶちこわしにする要素が多々含まれております。 くれぐれもご了承いただいた上で、お読み−あるいはお読みにならずに封印−して下さいませ。
なる警告文が掲載されている。
これらの事実?を元に構成される壮大なあとがきには
作者付記:このあとがきはフィクションです。
と注釈が付くので、一種のあとがきフィクションと独立すべき読み物なのかも知れない。
また、あとがきフィクション専門のペンネームに赤城おろし毅やつよポンを使っている。
出版社変更後の書籍では普通のあとがきを書いており、あとがきフィクションを断筆していたが
青鱗館の恐怖 帝都探偵物語 (カッパ・ノベルス)で、再びイカれたユーモアあふれる「あとがき」を再開。
黄縞ガッパノベルス編集長に多謝!