さてさて、今回は後醍醐天皇の隠岐脱出についてお届するぞ。どこまで真実かはわからんがその経緯は「太平記」にも詳しく記されておるので、まずはそれをベースに紹介したい。 後醍醐天皇 後醍醐天皇、隠岐へ配流 用意周到に準備された脱出計画 夜陰に紛れて脱出作戦を決行 間一髪!隠岐判官の追っ手を振り切り名和湊へ上陸 まとめ:隠岐脱出のその後 後醍醐天皇、隠岐へ配流 後醍醐天皇の隠岐流しのエピソードをざっくり語るとしようかのう。密かに鎌倉幕府をぶっ潰そうと企んでいた後醍醐帝じゃが、元弘元年(1331年)にその計画が側近の吉田定房にばれてしまう。ヤバいのう、と感じた後醍醐帝は、三種の神器を持ってこっそり京都を…