たつの市御津町の黒崎地区自治会発行「くろさきの歴史(2000年)」を参考に、屋台の変遷や富嶋神社に関する記述部分を抜粋・要約しました。 黒崎の地名の由来 塩浜の釜屋から出る黒い煙が御崎にたなびいたことから黒崎と呼ばれるようになったと言われている。 富島神社の由来 1333年頃、播磨国の守護職赤松則村が本拠を黒崎基山山系の武山城を築き、武山城の守護神として、八幡大神を奉祀した。以来、赤松一族の信仰も篤く、後にはこれが黒崎、釜屋の産土神として村人たちに信仰されてきた。 一方、苅屋の北方に霊験あらたかな水の神、貴布祢大神が祀られており、およそ1,100年前、嵯峨天皇が例幣使を立てて雨乞い祈願をされた…