天体の座標を表す数字の1つ。赤緯と組で使い、「赤道座標」と呼ぶ。
赤道座標は次のように決められる。まず地球の赤道、北極、南極の上に天の赤道、天の北極、天の南極を定める。そうして
天の赤道-地球の中心(地心)-天体
がなす角を赤緯と定義する。代表的な天の赤緯は以下のとおり
次に赤経の原点を春分点にとる。春分点とは地球から見て太陽の通り道(黄道)が天の赤道と交わる点である。実際にはこの点は2箇所ある。交わりは春と秋に発生し、それぞれ春分、秋分と呼ばれる。(続く)