今日は何といっても彼の出世作「赤色エレジー」にふれねばなるまい。この曲は1972年4月25日ベルウッド・レコードのスタートと共に発売された曲である。音楽プロデューサーでベルウッド・レコードを立ち上げた三浦光紀の予想通りヒットし、あがた森魚とベルウッド・レコードは、音楽界の新しい波として評判になった。50代の人なら1度は聴いたことがあるだろう。もしかしたら40代後半の人も。60代以降の人は全員知っているはずだ。 しかし、自伝を最初から読んでいくうちに「赤色エレジー」まで、かなり時間がかかっていることが分かった。昨日も書いた細野晴臣、鈴木慶一、早川義夫、遠藤賢司、はちみつぱいというバンドなどなどが…