忠臣として偉大なる指導者に仕えながらも先生に惚れてしまい公務を出汁にデートに誘うようにまでなる秘書室長の話。 佐城トモエは共産圏における偉大なる指導者に仕える秘書室長だが、指導者はお飾りであり実権は彼女が握っていた。 偉大なる指導者は無能であったのだが、だからこそトモエが能力を発揮でき、政権が運営されていたのである。 当初トモエは自分の立場を弁えて先生に接しており、ソ連ネタを取り入れたオモシロイベントが展開されていく。 だが次第に先生に対して情を深めていき暖炉の前で濡れた衣服を乾かしながら語らったりお菓子作りに興じたりする。 そのうち偉大なる指導者のプロパガンダ映画を撮影すると称して先生を自国…