■ なくなった「座高」測定 平成26年(2014)4月に学校保健安全法施行規則の一部が改正され、学校健康診断の検査項目から「座高」(昭和12年・1937より実施)と「寄生虫卵の有無」(昭和33年・1958より実施)が削除されました。 文部科学省では座高測定について、「個人及び集団の発育、並びに体型の変化を評価できる」「生命の維持のために重要な部分(脳や各種臓器)の発育を評価できる」「子どもの発育値について統計処理をすることによって、集団の発育の様子が分かる」という三つの意義を挙げていましたが、学校現場からは「実施の意味や必要性がない」とか「測定結果を活用することがない」などとの意見が圧倒的だっ…