一月ほど前になりますが友人と千葉県市川市にある『正中山(しょうちゅうざん)法華経寺』を見学してきました。法華経寺は大聖人が松葉ケ谷の法難を逃れ下総の富木常忍(日常)・太田乗明の外護を受けていた時に、富木殿が大聖人の為に自邸に建てた法華堂が起源です。富木殿・太田殿に関してはいずれ詳しく記事にしたいと思いますが。大聖人はこの法華堂を拠点に下総に教線を延ばされました。大聖人滅後に富木殿は出家して日常と名乗り自邸の法華堂を「法花寺」と改め初代住持となり、また太田乗明の子息の日高は父・乗明の屋敷を「本妙寺」として2代住持になりその後、旧主である千葉胤貞の帰依を受け俗別当に迎え胤貞猶子の日祐を3代目住持と…