幼い頃の一台目は 親に買ってもらった、 補助輪付き自転車だった。 近所に住んでいたいとこのお兄さんが気を 利かしてと思うけど、車体に黒いペンキで ジロー号と描いてくれて、得意満面で乗り 回していたものでした。 車輪がついているのであれば自分の体をあち こち素早く移動することができるので幼いながら こころウキウキの毎日だったでしょう。 こう書いてすぐ思い当たるのは、 小さい頃から多動だったのかなかぁ ということ。 (でも、あれです。 書くことは何と素晴らしいことか。過去の 自分が瞼に映し出されて来ました。 近所の人に「ジロー号かい?カッコいいね~」 とか言われて、得意満面に車体の文字に 見入って…