世界の軍事・防衛費の支出額で、日本の順位低下が続いています。 20年前は、2位だったのが、2020年には、9位まで順位を落としています。 冷戦終結後の1995年には、日本の防衛費は、米国に次いで、世界で2番目に多く、499億ドルで、世界全体の7%ほどを占めていました。 国際通貨基金(IMF)によると、この年の日本の名目GDPは、5兆5,000億ドルで、世界の18%を占めていました。 GDP比1%の目安がある日本の防衛費が、同2.5%だったフランス(401億ドル)や2.9%の英国(382億ドル)を上回っていました。 旧ソ連崩壊後のロシアの軍事費は、落ち込んでいて、1995年時点では、127億ドル…