「中日新聞」HPより www.chunichi.co.jp 輪島塗の職人たちの間で江戸時代に始まった文芸「段駄羅(だんだら)」を多くの人に楽しんでもらおうと、輪島市内の愛好家らが十四日、市内と東京都内などをビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」でつなぎ、紹介する会を開いた。市内の三人、市外の七人が参加し伝統的な言葉遊びを楽しんだ。段駄羅は三百年ほど前に漆職人の間で、センスを培い、職場のまとまりをつくるため定着したとされる。俳句と同じ五七五音だが、中の七音が二つの異なる意味に読め、上下の五音とそれぞれつながる。上下の句で内容が大きく転換するほど面白いと評価される。農山漁村と都市部の交流活動をして…