『トランス女性における輪状甲状軟骨接近術(CTA)の成功の予測因子としての輪状甲状関節の解剖学的構造』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov トランス女性の声の高音化を目的としたCTAは、患者の約3分の1で失敗する。輪状甲状関節(CTJ)のタイプの特定によりCTAの成功率を予測できるかを、患者18人で検証した。 全患者の術前術後の喉頭HRCTを撮影し、F0を測定した。結果、CTJのタイプAは11人、タイプBまたはCは7人だった(CTJタイプについては後述)。CTAの術後のF0の上昇は、タイプAは平均76Hz、タイプB/Cは平均45Hzだった。また、CTAによる声帯の伸長は、タイプAは…