一昨日の29日、食料・農業・農村基本法改定案(改定農基法)が参議院で可決、成立してしまった。賛成したのは自民党、公明党、日本維新の3党。この3党は今後の国民の食に責任を持たないと宣言したも同じ。日本の農と農村の崩壊を「望んだ」、国民の飢えの恐れを「知らぬふりした」と未来人に追及されても反論できないだろう。これを許した我々も同じ責めを負う。 改定案に反対した立民、国民、共産の3党の主張にはそれぞれ隔たりはあるが、この改定案は適切でない、通すべきでないとの認識では一致したのだろう。 「TPP、日米貿易協定、日EU・EPAなど、歯止めなき輸入自由化が進み、安い農産物の大量輸入が続いてきた」「(こうし…