●歌は、「草枕旅の宿りに誰が夫か国忘れたる家待たまくに(柿本人麻呂 3-426)」である。 【人麻呂塚】 「(柿本人麻呂 巻三‐四二六)(歌は省略) 香具山のほとりにあった行きだおれの死人を見て、・・・人麻呂が哀悼をそそいだ歌である。その人麻呂もまた後年石見(島根県)に客死して、『自分の死をも知らないで妻はさぞ帰りを待っていることだろう』と、わが身におそってきた運命をうたっている(巻二‐二二三)」「万葉の旅 上 大和」 犬養 孝 著 平凡社ライブラリーより) 万葉の旅(上)改訂新版 大和 (平凡社ライブラリー) [ 犬養孝 ] 価格:1320円(2024/8/8 22:53時点)感想(0件) …