存在論的原理(ontological principle) 第十八の説明は最も長い。したがってここでは幾らか細分して注釈していくことになろう。ここでは最初に、「存在論的原理」なるものが導入される。*1 生成の過程が、任意の特殊な事例において従うすべての条件は、その根拠(reason)を、その合生の現実世界のうちにある或る現実的実質の性格のうちか、それとも合生の過程にある主体の性格のうちかにもっている。説明のこの範疇は、「存在論的原理(ontological principle)と呼ばれる。それはまた「作用因ならびに目的因の原理(principle of efficient, and final…