(1929年10月22日 - )
日本の経済学者。歴史人口学、日本経済史専攻。
日本常民文化研究所勤務などをへて,昭和41年慶大の教授となる。平成2年国際日本文化研究センター教授。のち麗沢大教授をつとめる。日本経済史,歴史人口学を専門とし,7年「近世濃尾地方の人口・経済・社会」で学士院賞。12年文化功労者。13年学士院会員。21年文化勲章。
日本に歴史人口学を導入したことで知られる。岡田元也イオン社長、岡田克也民主党幹事長は従甥。
調査報告編1より約90分、1985年度から1991年度の部分を調査008 一九八五年・一九八六年の調査と史料の紹介009 一 時国家と渋沢敬三氏 009 一九五一年夏、渋沢敬三氏が時国復一郎家(上時国家)を訪問したことにはじまる。その経緯は、渋沢氏自身の筆で『奥能登時国家文書』第一巻(財団法人日本常民文化研究所、一九五四年)の冒頭に、 009 この提案は、九学会の賛同を得て 009 「こんな方を媒体に持てば能登研究は半ば成功と云えるであろうと胸の中で考えて居た」 010 談話は夜十二時 010 「門外不出」とされて 010 宮本常一の諸氏が班員と 010 調査の重要な一環であった」とされながら…