個人を識別できないように、その人と新たに付された符号又は番号の対応表を残さない方法による匿名化
<細則> いわゆる無名化において、特定の人と新たに付された符号又は番号の対応表を残さない方法によるものは、連結不可能匿名化に当たる。
出典:「臨床研究に関する倫理指針」 平成15年7月30日(平成16年12月28日全部改正)(平成20年7月31日全部改正)厚生労働省
プライバシーの保護も欠かせないものになっている。 blog.kaname-fujita.work -----講義録始め----- プライバシーと守秘義務: 1907年の刑法以来、医療者、法実務者、宗教者などは患者やクライアントの情報に関して守秘義務を負っています。この義務は、患者の権利を侵害せずに尊重することを要求しています。しかし、守秘義務に対する権利は当初は明確ではありませんでした。 プライバシー権の発展: プライバシー権は、1964年の三島由紀夫の「宴のあと」事件に関連する判例を通じて、憲法13条に基づいて進化しました。これにより、個人の私的な領域を他人にみだりに知られない権利が認められ…