連邦保安官

連邦保安官

(一般)
れんぽうほあんかん

U.S.Marshal
司法省下の連邦保安官局*1に所属する、司法・警察権を持つ公務員。
「合衆国で最も古く最も多才な連邦法執行機関」と呼ばれる。
なお、本来の連邦保安官(U.S.Marshal)はアメリカの国土と比べるとごく少数(現在でもわずか90名)しかおらず、このため保安官補(Deputy Marshal)がいる*2

起源

1789年の裁判所法(Judiciary Act)に基づき、大統領ジョージ・ワシントンが1789年9月24日に最初の13名*3の連邦保安官を任命した。

任務

起源からも分かるとおり、本質的には連邦の司法機関である連邦裁判所を機能させるための存在である。
もっとも目立つ(映像作品等に登場する)任務は逃亡犯の追跡・逮捕であるがその他にも以下の任務*4をこなす。

  • 捜査令状、逮捕状などの連邦令状の執行
  • 連邦裁判所や関連施設、職員の保護
  • 裁判官(判事)や証人、陪審員などの身の安全の確保
  • 囚人の護送や管理
  • 裁判所命令に基づく押収(差し押さえ)と押収物の管理

*1:U.S. Marshals Service(USMS)

*2:日本語で「連邦保安官」と書かれていても実際にはこのdeputyを指していることも少なくない。保安官補も「連邦保安官」局の人員ではあるから、誤訳とも言い切れないが

*3:各州というか、各連邦裁の管轄に毎に1名

*4:昔はもっと多かった。例えば財務省下にシークレット・サービスが誕生するまでは通貨偽造の捜査もこなしていた。

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