鈴木祐著『運の方程式』は、科学的な運の研究成果を紹介するものなので、運を確率という量でとらえています。 これに対して、命術(東洋の占い)では、科学とは異なるアプローチ(自然思想と陰陽五行論)で運の質に迫ります。すなわち・・・ ◇運には五つの種類があって、どの運をどの程度つかむべきか(消化すべきか)は各人で決まっている。したがって、どんな努力をすべきか(宿命の消化)も決まっていて、各人で異なる。 ◇つかんだ運のバランスが、あらかじめ決まっているバランスから乖離する(宿命から外れている)と、バランスを修正するような出来事が起こる。乖離が大きいほど、出来事の与えるインパクトも大きくなる。 ◇持って生…