三木那由他さんの「意味の占有」に刺激を受けての思いをつづります。 私は幼い頃によく怪我をしたり体調を崩していました。 そのたんびに父親はお祓いをし、回復を祈念しました。 それ自体はありがたいことなのですが、でもなんでもかんでも私の過去世の悪業の因縁とかいろいろな霊魂が悪さをしてくる霊障とかとしてしまうのは考えものです。 記憶にない過去にやらかした自分の罪の重さに押しつぶされそうになったり、どこで霊を背負ってくるか分からないので外に出られなくなったりと、幼い頃はたいそう暮らしづらくなっていました。 あらためて考えれば、まだ身体が強くない子どもは病気を繰り返しながら強くなるもので、身体の扱いに長け…