週刊東京「少女A」/爆風スランプ ほか 自分が高校生だった頃を振り返ると、最も夢中になった女性アーチストはおニャン子クラブで、男性アーチストはというと爆風スランプだった。 爆風スランプとの最初の出会いは、恐らく「うわさに、なりたい」がテーマ曲だった腕時計のCMソングだったと思うのだが、胸がキュンとするような爽やかで切ない曲が印象に残ったものの姿かたちはまだ見ぬ存在だった。 初めてテレビでその姿を見たのはいつのことだったか忘れてしまったが、サングラスをかけたひょろっと背が高いスキンヘッドが歌っているのを見て、ショックを受けたような記憶は何となくの残っている。 それ以来、シングル、アルバムを購入す…