道内の特別支援学校の教室が足りない 増える子ども、追いつかない整備 校庭の狭さも課題<デジタル発>(2024年5月20日『北海道新聞』) 道内の特別支援学校に入学する児童生徒が増えている。発達障害や特別支援教育への社会的理解が進んできたことが背景にあり、道教委によると、2014年度に5374人だった児童生徒は、20年度に6千人を超え、その後も横ばい水準を維持している。児童生徒の増加に伴い、教室不足が問題となっている。 道教委によると、道内の特別支援学校は23年度、11校で計102教室が不足している。教室内に間仕切りを設けて二つに分けたり、家庭科室や理科室を転用したりしてしのぐ対応が常態化してい…