◆東京1次訴訟が結審、10月30日に判決 同性婚を認めない民法などの規定は憲法に違反するとして東京都在住の同性カップルら7人が国に損害賠償を求めた東京1次訴訟の控訴審口頭弁論が26日、東京高裁であり、原告4人が意見陳述し、結審した。判決は10月30日。 東京高裁へ入る原告や弁護団ら 2022年11月の一審東京地裁判決は、同性パートナーが家族になる法制度がないのは「人格的生存への重大な脅威、障害」として違憲状態としたが、具体的な法整備は「立法裁量に委ねられる」として訴えを退け、原告が控訴した。 同性婚訴訟は19年以降に5地裁で計6件起こされ、地裁判決は札幌と名古屋が違憲、東京(1次、2次とも)と…