出生前診断で障害の無い健康な子が生まれるはずが実際はダウン症の子が生まれてしまいました…という絶望感が凄い本です。 出生前診断はやりたい人はやればいいし、結果がわかって中絶するもしないも本人の自由だと私は思います。 人の考え方はそれぞれ違うのでさすがに口出しはできない分野です。 でもこの本の場合は思っていた内容と違っていました。 ダウン症の子供を持ちたくなかった母親が出生前診断をして、誤診の為に生まれたダウン症の子供が現在でも「生き続けている」と思っていました。 が、実際には生まれてすぐに不幸にも亡くなっています。 母親はダウン症だった場合は絶対とは言えないが中絶するであろう…と考えていたので…