中国ドラマを本格的に見るようになったのは大学生の頃。2回生の中国語の授業で、当時流行っていた『還珠格格』(1998年)を見て中国語を学ぶ、というのを取っていたのがきっかけでした。 『還珠格格』は、乾隆帝の落胤である娘・紫薇(林心如)と大道芸で生計を立てる少女・小燕子(趙薇)の二人を主人公とする物語。紫薇の境遇を知った小燕子は、彼女のことを皇帝に伝えようと紫禁城に忍び込みますが、矢を射かけられ意識を失ってしまいます。その持ち物から乾隆帝は小燕子のことを探していた娘だと思い込み、「還珠格格」という称号を与えます。本当のことを言いたいけど言えない小燕子、裏切られたと思う紫薇。 そんなドラマを教材とし…