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那智の火祭り

(一般)
なちのひまつり

紀州路に夏本番を告げる那智勝浦町の熊野那智大社例大祭「那智の火祭り」は毎年7月14日に催され、日本三大火祭りの1つとして知られています。
 同大社にまつられている12体の熊野権現が年に1度、扇みこしに乗って本殿から那智の滝へ里帰りするという神事です。午前中は、稚児による大和舞や那智の田楽(国指定
重要文化財)の奉納があり、午後からのクライマックスは、白装束に烏帽子(えぼし)姿の氏子たちが、燃えさかる大たいまつ(直径約50センチ、重さ約50キロ)を担いで勇壮に滝前の石段を練り歩きます。
 昼なお薄暗い杉木立の参道は、氏子たちの「ハーリャ、ハーリャ」という威勢のよい掛け声がこだまし、夢中になってカメラのシャッターを押す見物客らの姿も多く見られます。
 2003年は、約9000人が幻想的な炎の乱舞に酔いしれました。

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